「自分に合った勉強方法がわからない」
なんとなくで勉強をしていると、もっと良い勉強方法があるんじゃないかなと思うことありますよね。
そこで今回は筆者の考える「勉強方法がわからない人がまずすべきこと」についてお伝えします。
筆者は以下の通り、勉強はまずまず頑張ってきた人間なので、少しは参考になると思います。
- 高校時代5段階評価平均→4.8
- 大学時代オールA+取得経験あり
- 受けた検定すべて一発合格(宅建士、FP2級、日商簿記2級、秘書検定2級etc)
勉強は人によってスタイルがあり、正しいやり方は人それぞれ異なります。
そのため今回は「そもそも勉強方法がわからない」「今の勉強方法でいいのかわからない」「勉強しているが結果に結びついていない」こんな人の参考になる内容になるように考えた記事です。
これを参考にしながら、自分がやりやすいように工夫してください。
次の試験は必ず合格したい、次のテストは絶対に○点取りたいという気持ちがある人には
必ず参考になる内容になっています。
- 資格試験
- 大学のテスト勉強
- 中高生の中間・期末テスト
どんな勉強に対しても、参考になる勉強方法を紹介します。
それでは本題に入りましょう。
目標を明確にする
言葉の通り、勉強するからには目標を設定しましょう。
- 資格試験→必ず合格する
- テスト→必ず○点取る
これだけで十分です。
資格試験は当然、合格することが目標となります。
テストについては、点数目標を定めましょう。
もちろん前回の点数よりも1点でも高い点数を設定してください。
次に、目標を設定するときの注意点について2つお伝えします。
目標を設定するときの注意点①
目標は「達成できたらいいな」ではなく、「必ず達成する」という意思で設定して下さい。
そして今より頑張れば、必ず達成できるであろう目標を設定して下さい。
なぜ必ず達成できる目標を設定するべきなのか、理由は2つあります。
- 目標が高すぎるとやる気がなくなるから
- 目標を達成したという実績を作るため
1については言葉の通りです。
目標が高すぎると勉強の途中で「自分には達成できないんじゃないか、目標高すぎたかもな」と不安になって集中できなくなる可能性があります。
本気出したらこれくらいはできるかな?くらいの目標で十分です。
現状よりも少しでも良くなる目標であれば低くても問題ありません。
2つ目は、目標を達成したという実績をつくるためです。
過去の実績があれば、次回も目標達成できるという自信が湧いてきます。
なんとなく勉強して前回より5点upするのと
前回より5点以上upを目標にして実際に5点upするのとでは全く意味が異なります。
後者であれば、あなた自身が達成したいと決めた目標をあなた自身が考えた方法で達成したという実績になるのです。
目標を達成した実績があると、自分はやれば出来る人間なんだと自信を持つことができます。
なので、必ず達成できる目標を設定して下さい。
資格取得も同様です。
様々な級がある場合は、自分が確実に合格できそうな級を最初の目標にしましょう。
目標を設定するときの注意点②
頑張れば達成できるであろう目標を立てることべきだと説明しました。
とはいっても、低すぎる目標では成長に繋がりません。
高い目標も設定しましょう。
- 3級を取ったら2級をとる。2級に合格したら最後は1級をとる。
- 70点とったら次は80点とる。80点取ったら次は90点取る。
しかし、高い目標はすぐに達成できなくて問題ありません。長期で達成するものになります。
点数目標であれば、目標を立てる全員の最終目標は100点になるはずです。
最高点を長期目標にすれば、現状に満足することなく前進する意識がつきます。
繰り返し勉強法が効果的
目標を立て、それに向けて勉強しようと思って、あなたはまず何をしますか?
参考書・教科書を読んで内容を理解して、それを確認するために問題集を解きますよね。
勉強方法がわからなければ、問題集を繰り返し解くことが、合格するための近道となります。
ところが、1冊の参考書で勉強して分からない箇所があると、新しい問題集で勉強しなおそうとする人がいます。
しかし実際は、何冊も参考書を買うより、1冊の参考書を極めた方がいいです。
学校の参考書やメジャーな問題集であれば、その分野を網羅しているはずです。
つまり、問題集は1冊さえあれば十分なのです。(少なければいいというわけではないですが)
同じ問題集を何回も解いていると、つまらなくなりますし
「さっきこの問題みたわー、もう答えも覚えているし」と思うかも知れません。
しかし、それでいいんです。むしろ、それがいいのです。
その問題を覚えてしまうくらいがちょうど良いんです。
どういう事か説明します。
まず1時間勉強して、次の1時間は別の箇所を勉強して、終わったらはじめに勉強した問題をもう一回解いてみます。
もし復習したときにわからない問題があれば、1時間別の箇所の勉強をしたことで、はじめに勉強したことを忘れちゃったということになります。
つまり、1時間であっという間に忘れちゃったわけです。
ですが、ここで分からなかった問題をしっかり勉強しなおしましょう。
そして次の日、再度同じ問題をやってください。
もしここでもわからない問題、出来てない問題があれば、覚え切れていないからもう一回やりましょう。
だるいなと思ったり、また同じ事間違えてるよと思うかもしれませんが、それで問題ありません。
繰り返してだるいと思うほどみていると、だんだん覚えられてきます。
上記の流れを繰り返しましょう。
答えられている問題は1日たっても忘れていない問題になります。
その問題は、ほぼほぼ知識として身についているということなので、いちいち復習しなくてよくなります。
このように出来ない問題だけ繰り返し潰していけば、最終的にはすべて解ける問題になるのです。
勉強方法が自分に合っているのか、常に考えてみる
繰り返し勉強法を実践するうちに、もっと自分のやりやすい勉強法があると思い始めます。
自分にとっての効率的な勉強方法を考えることは非常に大事です。
例えば、この問題は教科書を読んでから解いた方がいいと思うが、こっちの問題は、ある程度知識があるから問題からやってみようと思ったり。
あるいは、先に用語や単語をしっかり固めるのか、そうではなく、本文・例文にから用語と単語を覚えていくのか。
単に繰り返し勉強するにも様々なルートがあるわけです。
いろいろな方法を試して、自分がやりやすく、内容が理解しやすい方法を確立していきましょう。
勉強方法が分からないうちは、誰かの勉強方法を真似して、
「私はこっちの方がやりやすい!」と思ったらどんどん変えていくべきです。
やめた方がいい、非効率な勉強方法
私は基本的に勉強方法に間違った方法はないと考えています。
それぞれのスタイルがあると思います。
アプリで勉強したり、音楽聴いたり、喫茶店で勉強したり、重要部分に線を引いてみたり、何度も繰り返し読んだり、何度も書き取りしてみたり、、、
勉強方法に正解はないため、一概に「あなたの勉強方法は間違っています」とは言い切れません。
それを踏まえた上で、それでも、それは非効率だから辞めた方が良いと思う勉強方法を紹介します。
ノートまとめ
テスト勉強でまとめノートを作る人がいます。
しかし、私は思うのです。普段受けている授業ノートがあるじゃないですか。
授業ノートは教科書の要点をまとめたノートです。
つまり、あなたが勉強すべき要点のまとめはもう終わっているんです。
なので改めてノートまとめする必要は全くありません。
完成した授業ノートを利用して暗記するなりして勉強すればいいのです。
それでも自分ノートがないと気が済まないということであれば
苦手ノートを作ったほうがいいと思います。
間違えた問題や苦手意識のある項目をまとめるノートです。
ノートは作るだけでは意味がありません。
常に持ち歩いて隙間時間などやテスト前に読み、頭の中に入れていく作業を忘れないようにしましょう。
きちんと覚える作業をしなければ「勉強した気になるだけの生産性のない時間」になります。
徹夜
徹夜すると次の日、頭が働きません。
どれだけ夜に強い人でも、朝まで起きていたらテストの時には眠くなります。
そして徹夜してだらだら長い時間勉強するよりも、2~3時間集中して勉強した方が実力がつきます。
睡眠時間はしっかり確保するようにしましょう。
まとめ
自分にあった勉強方法を見つけるのって難しいですよね
しかし、一度確立されれば勉強も苦ではなくなります。
勉強した内容はあなたの知識となります。無知でいるよりいろんなこと知っていた方がいいです。
今回は勉強方法を紹介しましたが、私も中学生まではテストも20点代、最下位圏内の常連でした。
一度まじめに勉強してみたら意外と面白くて継続できました。
その最大のポイントが今回紹介した「目標を達成する経験をする」ことだったように思います。
基本を押さえれば、多少もともとの頭が悪くても問題ないです。
皆さんも、試してみてはいかがですか??
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